ボトックス注射

ボトックス注射(必要な時だけ汗腺の機能を停止させ汗を止める治療法)

ボトックスの作用で汗腺の機能を停止させ、汗を止める治療です。

夏の汗をよくかく季節を乗り切りたい、結婚式などの一時期に汗を止めたいという方に適した治療です。
予約なしで外来ですぐできる手軽な治療です。

ボトックスとは?

ボツリヌス菌clostridium が産生するA型ボツリヌストキシンを有効成分とする筋弛緩作用のある注射剤です。
神経伝達物質アセチルコリンの働きを阻害して汗を出す機能を抑制する作用があります。
その他の医療分野では目の周りのチック症状や斜頚の治療に用いられ、美容治療では顔の表情を作る筋肉の動きを抑えることで表情によるシワの治療や、あごの筋肉を小さくする小顔治療などに幅広く用いられています。

特徴

  • 傷がつかない
    注射をするのみですので、皮膚にはほぼ傷がつきません
  • 外来で手軽にできる
    治療時間は約10分
  • ダウンタイムがない
    生活に支障が出ることはありません
  • 効果は一時的である
    注射の効果は平均で6ヶ月でなくなるので繰り返しの治療が必要です

適応

脇・手のひら・足の裏・頭部の多汗症治療。

こんな方に

1.服に汗染みができて人目が気になる
2.臭いが気になる
3.周囲の目が気になって学業(仕事)に集中できない
4.緊張すると汗が出はじめ、意識するともっと出る

当院で使用しているボトックス

当院では日本厚生労働省と米国FDAの承認を受けているアラガン社のボツリヌストキシン製剤である、ボトックスビスタを使用しています。
ボトックスビスタは最も抗体を作りにくく安定した効果が得られるボツリヌス製剤です。
アラガンジャパンがきちんとした品質管理の元に輸入販売を行っている正規品です。

アラガン社 ボトックスビスタ

アラガン社 ボトックスビスタ

ボトックスはアラガン社のボツリヌストキシン製剤にのみ使用出来る商標登録名称で、他社のボツリヌストキシン製剤にはボトックスの名称は使用できません。

治療の流れ

カウンセリング(予約不要)

無料カウンセリングで治療法の内容や他の治療法との比較などについて詳しく説明します。

治療

外来ですぐ治療できます。
重度原発性腋窩多汗症と診断された方は総合病院等に紹介します(保険適用)

治療法

ボトックスを注射

脇の皮下に細い針でボトックスを注射します。
治療時間は約15分。
入院 必要ありません
固定 固定、ガーゼなどは不要でそのまま帰宅していただけます。
痛み できるだけ痛くないように細い針で注射します。麻酔クリームによる表面麻酔も使用できます。
注射の代わりにガスで皮膚に薬剤を注入するメディジェットを使用することもできます。
経過 治療後1〜2週間で効果が現われてきます。
腫れ ほとんど腫れることはありません。
シャワー・入浴 当日からできます。
通院 効果をみるために約2週間後に受診
仕事
通学
通勤
一切支障はありません。

治療回数・効果

治療後1〜2ヶ月汗はほとんど出なくなります。
効果は平均6カ月持続します。

ボトックス治療ができない、もしくは注意の必要な方

  • ボトックスに対してアレルギーをお持ちの方
  • 妊娠中、授乳中の方

治療料金(税抜)

ワキガ、一般的な多汗症

(両側) 50,000円 (両手) 70,000円 (頭) 70,000円

ボトックス注射に関するよくある質問

Q1. アレルギーは起こすことがありますか?
A1. アレルギーはほとんど起こすことはありません。
症状が現れた時は抗アレルギー剤などで治療します。
Q2. ボトックスで中毒症状が出ることはありませんか?
A2. 医療用に安全性を確認した製剤ですので、危険性はありません。
Q3. 保険適用になるのはどのような場合ですか?
A3. 原発性腋窩多汗症という日常生活に常に支障が出る重度の脇の多汗症は保険が適用されます。当院では保険適用のボトックス注射は行っておりません。
詳しくは医師にご相談ください。
ワキガの治療にはボトックスの保険は適用されません。
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