ヒトの皮膚にはアポクリン腺とエクリン腺という2種類の汗腺があります。このうちエクリン腺は主に水分を分泌する腺で、体に広く分布し体温の調節をおこないます。ワキガの原因になるのはもう一つの汗腺、アポクリン腺で、ワキや股間、耳の穴などに多くみられます。
思春期以降に急激に発達し、その匂いは男性・女性問わず、性的刺激になりますが、ヒトの場合、ときに不快な匂いと感じられることがあります。
日本人の場合、ふつうは制汗剤などでおさえられるのですが、なかには汗をかいた後や、夏の時期などに臭いで悩んでおられる方も多く、また、多汗症やワキガの強いタイプは制汗剤が無効なため、手術的な治療が必要なことが多いようです。これまでワキガの治療に対しては、傷跡が大きく残る心配や、入院して固定が大変なことで敬遠される方が多かったようですが、現在では治療法も大きく改良されています。
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